自宅用に中華ゲーミングマウス、外出用にBluetoothマウスを購入

家電・ガジェット

少し前までマックを7年以上使っていて、トラックパッドが非常に使いやすかったので、マウスを使用する生活からはしばらく離れていました。

愛機だったMac Book Proが高額修理を要する故障を2回も起こし、MBPの買い替えも非常に高額となってしまうため、メイン機をコスパの高いWindows 10のゲーミングノートPCに買い替えました。Windows 10はサブ機のタブレットPCで数年間使っていたので、乗り換えは違和感なくできました。

そしてWindows OSはマウスと共に発展してきた部分もあり、PCはトラックパッドの性能がイマイチな機種が多く、外付けのトラックパッドも色々と探したものの良さそうなものは見つかりませんでした。

ということで、マウスに戻ることを決めて使いやすいマウスを探すことにしました。ゲーミングノートPCへの買い替え直後は、昔買ったPCに付属していた手持ちの古いマウスを引っ張り出して使用。コレがなかなかの使いにくさでマウスに戻るのが不安になりました。

昔はMicrosoft IntelliMouse愛好家だった

自分にとってメイン機をWindowsに戻すのはWindows XP以来です。当時使用していたのは、マイクロソフトのIntelliMouse IE3.0(インテリマウス)で、マウスの最高傑作の一つだと思ってます。

現在の様なトラックパッドが登場する前はMacもマウスを繋いで操作したものですが、昔のMacユーザーでもマウスだけはIntelliMouse(インテリマウス)を使ってる人もいたほどファンが多いマウスです。また、昔のPCゲーマーの間でも大流行した様です。

そんなIntelliMouse(インテリマウス)ですが、自分は初代IntelliMouse、IntelliMouse OpticalをIE3.0の前に使っていましたので、全部で3台使用したことになります。ゲーミングPC購入時に、手元に古いIntelliMouse IE3.0が転がっていたので繋いでみたのですが、解像度が400dpiで4K仕様のゲーミングノートPCには当然合わず使い物になりませんでした。

似てるマウスを色々と物色してみた

愛用していたIntelliMouse IE3.0(インテリマウス)に近いものがないか探してみると、Classic IntelliMouseという名前で、dpiも400~3200で調節可能なものが形はそのままで復刻していました。値段も4,000円程度と手頃で見つけたときには「もうコレで決まりでいいかな」と思ってました。

しかし、もはや1,000円以下でもLogicoolやBuffaloのワイヤレスマウスが入手できる時代です。Classic IntelliMouseは有線なのに4,000円程度するので、購入してしまう前に念のために他の良い選択肢がないか探ってみました。

メイン機のゲーミングノートPCはゲームをするためではなく、動画編集などの重い作業を想定して購入したました。従って、ゲーミングマウスは当初視野に全く入っておらず、ゲーム以外にも使えると考えてませんでした。

中華ゲーミングマウスを選んでみた

ゲーミングマウスは無線のものもあるのですが、基本的にはタイムラグや使用時の正確性が問われるので有線のものが主流です。普通のマウスでは無線やBluetoothが当たり前の昨今においては少し不思議な感じはするのですが、Classic IntelliMouseも有線なので、有線であること自体は自分にとっては特に問題ではありません。

自分がマウスに絶対に求める機能としては、左側に親指で押せる「進む・戻る」ボタンがあることです。色々と探してみると中華のゲーミングマウスでTronsmartのTG007というものが、形もIntelliMouse IE3.0に近くて手に馴染みそうで、ボタンなどの条件も合いそう。価格はなんと2,000円以下の1,680円(税込)で、心配になるほどの安さでしたが、Classic IntelliMouseの半額以下なので即ポチしてしまいました。

必須の「進む・戻る」ボタン以外に、解像度(800/1200/2400/3500/5500/7200 dpi)の切り替えが変更できるボタン(私は2400dpiで使用)、それ以外に自分は恐らく使わない「スナイパーボタン」(押しっぱなしで500dpiになる)が右側の「進む・戻る」ボタンの下に付いています。その他に嬉しいオマケとしてマウスのLEDの点滅パターンや色を切り替えるボタンもついていて、自分の好みに合わせることが可能です。付属のソフトをダウンロードすれば、さらに各ボタンに色々と動作もアサインしてカスタマイズもできます。

さて、実際に届いたものを触ってみると、形がインテリマウスに似ていて手にしっくりと馴染みます。安っぽくないか結構不安でしたが、質感はなかなか上々でケーブルも布巻で、むしろ高級感すら感じます。非常に得した気分で、驚異的なコスパだと感じます。 

有線のマウスを使うのも、ケーブルが邪魔になって煩わしいのではないかと心配したが、そんなことも全くなく現在では違和感なく使えてます。また動画編集にDa Vinci Resolveを使用していますが、編集作業はやはりマウスをうまく使う事で圧倒的に作業が捗ります。なお、ゲーミングマウスとしては一切使用してませんので、ゲームで使用する場合の性能は全く分かりません()

外出用にBluetoothマウスを追加購入

めっぽう気に入った中華ゲーミングマウスですが、有線なので外出先で使うのには向いてません。やはり有線のものは嵩張るしスペースが限られた場所では邪魔になるので不便です。無線のモノがいいのですが、通常の無線マウスはレシーバー(受信機)のためにUSBポートが無駄になるので、Bluetooth接続できるものが好みです。

自分がBluetoothマウスを選ぶ上で求めるポイントは4つです。(1)「進む・戻る」ボタンは必須 (2)鞄に入れても嵩張らないコンパクト性 (3)頻繁に使わないので価格が安い(4)WiFiと干渉して接続が途切れにくいもの。

探してみると、エレコム(Elecom)の Blue LEDマウス(M-BT20)1,580円(税込)と安く、レビューも上々で良さそうです。エレコムなので信頼できるし、カラーバリエーションも好きな「ブルー」が選べました。また、実は今まであまり意識していませんでしたが、どんな表面の上でも使えるBlue LEDセンサーのタイプでもあり、外出先で使用するのに向いています。こちらの解像度は2000dpiで固定です。

パッケージは写真の通りで電池が付属するのは有難い。外出先のカフェでの作業、2泊3日の旅行先でソコソコの長時間使用では問題はなく、途中でBluetooth接続が切れたり、ペアリングをやり直すなどのトラブルは今までありません。使用感も気に入ったので、自宅でもゲーミングノートを作業机から移動したときに使ってます。

まとめ

マウスをこれから選ぶ必要がある場合、「有線」を候補に入れるのもありだと思います。また「ゲーミングマウス」は、普通は選択肢に入らないと思いますが、既に確立されたジャンルで機種も豊富にありますし、通常のパソコン作業でも使いやすいので、検討する価値は十分にあると思います。

周辺機器の世界においては中華製品も実績あるブランドも増えており、品質面の見極めができればコスパの非常に高いものを手にすることができます。Bluetoothマウスについても、信頼性の高いブランドのものであるにも関わらず手頃な価格で入手できました。結果的にClassic IntelliMouse1台分以下のお金で、ゲーミングマウスBluetoothマウスを手にしてしまいました。

TronsmartのTG007はもう1年以上、毎日の様に在宅作業していますが、全くトラブルなく大変満足しています。しかし、この製品は今日現在は日本のアマゾンでは購入できなくなってしまい、ちょっと残念。壊れたらどうしよう…

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