Amazonの嘘っぽいレビューを見分ける方法

コラム・ライフ

みんな大好き、Amazonぞん♪
最近はコロナ禍による大きな商業施設の臨時休業もあって、生活に欠かせなくなってる方も多いのではないでしょうか。

私はもうここ十数年ぐらいは買えるものであれば、ネット通販で買うのが当たり前になりました。しかしAmazonでの買い物は高評価のレビューを信じて買ったのに失敗することがあります。

そこで自分なりに失敗を避けている方法を紹介したいと思います。

Amazonの買い物は時々失敗する

Amazonの買い物って気を付けないと失敗します。私がこの1〜2年ぐらいで経験したものでは:

  • PC用電源アダプター買ったら、焦げ臭くなって2週間で使用不能に
  • スマホ用の保護フィルムを買ったら、商品説明と全く違うサイズのものが届いた
  • エレキギターの弦を買ったら届いたのは偽物っぽいものだった

うん、Amazonの買い物は案外失敗することが少なくない
もちろん商品レビューを参考にして買うのですが、モノが届いて使ってみると、たくさん並んでる高評価とは似つかわしくない商品だったりします。

こうしたことが起こる原因はサクラによるヤラセの商品レビュー投稿です。ではどうしたらこういうレビューを見破って、失敗を防ぐことができるでしょうか?

以前から指摘が多いサクラ問題

特にここ数年でAmazonにまつわるサクラによる商品レビューの投稿だったり、「ステマ疑惑」を耳にすることが多くなりました。

要因としては以下のことがあるんだろうと思います。

出店のハードルが低くなった

AmazonにはAmazon社以外に、外部業者による出店が可能です。外部業者の出店は今やハードルがかなり低く、個人レベルでも割と簡単に出店できてしまいます。

特に海外から、主に中国大陸から日本向けに販売する出店が増えて出店者のクォリティが著しく下がったと言われてます。いわゆる「中華汚染」と呼ばれる問題です。もちろん中国からの出店者すべてが悪いということではありませんが、悪質な出展者も相当数いると考えて良いでしょう。

ステマが当たり前に横行してる

こうした悪質な出店者の多くは、以下の様なステルスマーケティングと呼ばれる行為をしていると言われています。

  1. 商品を無償提供することと引き換えに高評価レビューを書いてもらってる
  2. 外部の人に報酬を支払って高評価レビューを書いてもらってる
  3. 低評価レビューを書いた一般ユーザーに直接メールで働きかけて、何らかの見返りに高評価レビューに書き換えてもらう(例えば、返品しなくても良いので商品代金を返金してしまうなど)

ざっくりとまとめると以上の様な状況です。それでは我々一般の利用者は何ができるのでしょうか?

サクラを見破る方法

偽レビューは案外簡単に特徴を見破ることができると感じてます。以下は自分なりの方法。

★の評価数とレビュー投稿数で疑う

私はまず第一に星の評価が高すぎるものは必ず疑います。中でも星評価が高く、さらにレビューの投稿数が500~1,000件以上あるなど異様に多いものは特に。

レビュー内容を疑う

さらに書かれているレビューの内容にも特徴があると感じています。

  1. 日本語が変
    高評価レビューな上、書き込みの日本語が不自然だったり、日本語の文法が間違っているもの。書いてるのは日本人じゃなさそうなレビュー。
  2. 本名っぽいユーザー名で投稿
    皆無とは言いませんが、日本人の多くは公開されたネット空間に投稿をする際、本名を名乗ることは稀です。しかし、ヤラセっぽいレビューは高評価レビューを「本名っぽい」ユーザー名で投稿していて、それらが整然と並んでたりします。
  3. 文章力の高いレビューが不自然に多く並んでる
    偽レビューは高評価な上に、レビューの文章力が高いものが不自然に多く、整然と並んでます。自然に集まったレビューであれば、文章のクォリティにバラつきがあり、一様に文章力が高いということはあり得ない。

普通に考えれば、健全なレビューが集まった時、誰もが高評価をつけてることはありえませんし、レビュー内容も文章力にはバラつきがあって当然です。

サクラを判定するサービスを利用する

それでもサクラを見分ける自信がなかったり、慣れないうちはサクラかどうかを判定してくれるサービスもあります。前述の特徴を探した上で同時に判定サービスを利用すると良いと思います。

  • サクラチェッカー
    Amazonの該当する商品のURLをコピーして、サクラチェッカー上の検索窓にペースト、「GO」ボタンを押せばサクラ度をパーセンテージで評価してくれます。
  • レビュー探偵
    こちらはAndroid限定のアプリになってしまいますが、アプリ内で該当する商品を検索し、「調査開始」ボタンを押すことで、レビューの信用度を7段階で評価してくれます。

ダメな商品を手にしたら?

必ず返品をする

Amazonでは返品する機能が非常に充実してます。

自分はダメな商品を手にしたら、どんなに安いものでも必ず返品をするようにしてます。不良品や欠陥品の場合は、送料は着払いになりますし、かかるのはこちらの手間ぐらいです。

返品が増えるとAmazonの負担になるので、(きっと)対策を講じてくれるはず。逆に何もしないと泣き寝入りするのと同じで状況は改善されないままとなるでしょう。

悪かったものは「正しく」悪いレビューを書く

同じ被害に遭う人を増やさないためにも、私は悪い経験をした商品については、正しく「ダメだった」とレビューを書くようにしてます。

上手く利用すればコスパの良いものが入手できる

誤解がない様に言っておくと、Amazonは失敗することもあれど、それでもいいものを安くで入手できることの方が多いと思います。

また偽レビューが多く見られる商品でも、悪いレビューや本物のレビューが混在している場合もあり、自分が求めている価格と商品のレベルを十分満たしていると判断できる場合、サクラ度が高いと分かった上で購入することもあります。

もちろん対策がなされて状況が改善されるのがベストですが、こうした状況を理解してうまく付き合ってストレスをためないことも、Amazonを上手に利用するコツかもしれません。

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