20年以上前の結婚のお祝いに、ヤマハ FG-Junior JR-1というアコースティックミニギターを妻の友人たちから頂きました。
このギターはリビングルームに置いとくと、「ちょっと弾こうかな」とか「ん?今テレビで流れた曲のコードはコレかな?」っていう時にパッと手に取って爪弾くのにとても良い。
サイズも540㎜程度のスケール(フルスケールは650㎜)なので場所も取らないし、トラベルギターとして何度かキャンプやバーベキューに持ち出したこともあり、本当に便利な一本。
ミニアコギのFG-Juniorは埃まみれ
しかし、ここ数年のステイホームの影響で家で過ごす時間が増え、娘の受験勉強の邪魔にもなるので、自分の仕事部屋に籠って普通サイズのギターを弾くようになってました。
そんなこともあって、FG-Juniorの弦も3年以上前交換しておらず、リビングルームの一角て埃をかぶった放置状態。
このままではギターがかわいそうだし、結婚祝いとして下さった妻の友人たちにも申し訳ない。新しい弦を購入して、弦の張替えついでに少しクリーニングをしようと決めました。
好奇心でPlaytecの弦を選ぶ
ちょうど他のギターの弦も何セットか買っておきたかったので、色々な弦をサウンドハウスでまとめ買い。今回はFG-Junior用には激安弦の「PlayTech AGS-1252アコースティックギター弦」を購入してみました。
この弦はなんと1弦~6弦のセットにギターピックが付属して驚きの250円(税込)
太さは.012、.016、.024、.032、.042、.052のセットです。
ミニギターなので、ちょっと爪弾くぐらいのカジュアルな弾き方しかしません。DTMや宅録のレコーディングや、ガチの練習をする時はフルサイズのアコギを使ってしまうので、高価な弦を使って音質にこだわる必要はない。
届いたら、弦交換を開始。と、古い弦を外したら張り替える前に少し手入れ。
ペグが酸化してくすんでいるので少し磨きます。完璧なピカピカ状態に磨くならピカールを使うのですが、今回は軽い手入れなので真鍮のワイヤーブラシで木製部分に触れて傷が付かないように優しく擦ります。
ある程度擦ったら、ホームセンターで売ってるパーツクリーナーで拭きました。写真だとハッキリとは分かりにくいかもしれませんが、これだけでも結構キレイになるんです。指板もカスカスに乾いてしまっているので、拭いて汚れを落としたらレモンオイルを塗ります。
ギターがきれいになって準備ができたら弦を張ります。
張って弾いてみた
キレイに張れましたが、スケールが短いギターだし、弦も伸びるのでチューニング合わせるのが結構大変!さて、音はというと全然悪くない、どころか十分良い!
フルサイズのアコースティックギターに張って鳴らしてないので、実戦ではどこまで使えるか分かりませんが、ミニギターに張ってチョロチョロと弾くには十分。
過去には手持ちであったダダリオも張ったことがあるのですが(もったいない)、それらの弦と比べて音質が激しく劣ってると感じることはない。正直、目隠しでブラインドテストされたら高価な弦と比較して当てる自信はないです。
普通に練習用だったら全く問題なし。ライヴやレコーディングの時はもう少し高い弦を使うという使い分けもいいと思います。劣化の早さを気にする方もいますが、私はエレキも張り替え立てのギラギラにブライトな音が実は少し苦手なので、2-3日目以降の音の方が好き。
オマケに付いてくるピックは、薄めで柔らかく一般的なピックのMediumぐらいの硬さ。好み的にはもっと硬いのが好きですが、ミニギターに挟んでおいてパッと手に取って弾くときに便利。こういうものは有難く使わせてもらう。
おわりに
Playtecのアコギの弦ですが、格安で音も悪くなて、コスパ最高なのでリピート確定ですね。今度は普通サイズのアコースティックにも張って試してみたいと思います。さすがにそっちはPlaytecのプレミアムにしようかな。
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