コストコで買ったシロカのホームベーカリーが良い

コストコ

コストコでホームベーカリーを買いました。約半年前に購入して、その間に月2-3回のペースでパンを焼いてます。これぐらい使えば、まともな評価もできるだろうと思いますので、商品レビューをお送りしたいと思います。

結論から言ってしまうと、この1年ぐらいで購入した家電製品の中でも、ホームベーカリーは本当に買って良かった商品だと強く感じてます。家で焼くパンは本当に美味しいし、市販のパンは本当に買わなくなりました…いやいや何でもっと早く買わなかったんだろう?

なぜ今さらホームベーカリー?

結構昔から存在は知っていたホームベーカリー。パンを食べるのは好きですが、場所を取る専用の機械で焼いて食べるほどのものか?若い頃から料理が大好きで、割と色々な調理家電には手を出してきた私でもイマイチ興味を持てませんでした。

ただ、数年前に友人宅にお邪魔した時に、ホームベーカリーを使った焼き立てパンをご馳走になって、その美味しさに感動して気持ちが変化しました。しかし、キッチンには既に色々なものが置いてあって、炊飯器と同じぐらいのものをキッチンの一角に置くのは厳しいと諦めてました。

そしてご存じの通り、昨今はステイホームが推奨されて家で過ごす時間も長くなりました。旅行に出かけてリフレッシュする機会も減って、せめて巣ごもり中でも家ではできるだけ楽しみたい。そんな気持ちも重なったことが購入に結び付きました。

選んだのはシロカ(Siroca)のホームベーカリー

コストコでお手頃価格で見つけて衝動買いだったとは言え、事前に何度かホームベーカリーはネットで調べたことがありました。ただ、使ったことがないものなので、特にどんな機能が必要なのか、どの辺りが選ぶポイントかはイマイチ分からず。

とにかく条件としてはあまり高価でなく、「大は小を兼ねる」ということで容量が2斤サイズまで焼ける。そしてタイマーが付いていれば良いぐらいに、ぼんやりと考えてました。久しぶりに家族でコストコに出かたときに、6,980円(税込)のコレを見つけた時は、気が付いたら手に取って買い物かごに入れてました。

メーカー:Siroca(シロカ)
型番:SB-111
容量:2斤(1斤、1.5斤、2斤の3サイズが焼ける)
消費電力:ヒーター500W / モーター50W

メニューは17種類で多いのか少ないのかも分かりませんが、「食パン」以外に「全粒粉パン」も入っているのは個人的に有難い。また、時々作る「ピザ生地」と、使うかどうか分からないけど「もちつき」ができるのも嬉しい驚きでした。

Siroca(シロカ)は有名じゃないけど大丈夫?

Siroca(シロカ)は2000年に日本で創業された比較的新しい会社です。ホームベーカリーを始め、コーヒーメーカー、オーブントースター、電気圧力鍋などを作っているキッチン家電の専業メーカーです。

ただ機能や技術・デザインだけを追い求めるのではなく、高い美意識と強固な信念を持ち、 お客様にとっての 「本当の価値」を追求し、暮らしの質を高めるイノベーションカンパニーであり続けます。

[シロカ株式会社 会社概要より]

工場などの製造施設を持たないファブレスメーカーのため、シンプルで直観的に使いやすく、機能美を感じるデザインの商品を多く世に出してます。専業メーカーならではの高付加価値製品で勝負してます。

今回のホームベーカリーで初めてSiroca(シロカ)の商品を初めて手にしましたが、以前から212 Kitchen Storeや蔦屋家電などのキッチン用品のセレクトショップでも見かけていたので、品質面での心配はないだろうと感じてました。

また、コストコの商品選定は基本的に信用できるものだと思ってます。

使ってみて感じるメリット・デメリット

さて、Siroca(シロカ)のSB-111 で半年間で月に2-3回ぐらいのペースでパンを焼いてきました。そこで感じたメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

  • 値段も手ごろで初めてのホームベーカリーには良い
  • 無添加で美味しい焼き立てパンが毎日食べられる
  • 好みの材料や味付けのパンが作れる
  • 材料入れてセットすればボタン一つで勝手に焼ける
  • 材料の入れ忘れや分量間違いなどをしない限りは失敗しない
  • スーパーで売ってる食パンよりは遥かに美味しい(パン屋さんのものと遜色ないレベル)
  • 色々な種類のパンを焼くのであれば節約になるかも?
  • たまに焼くピザやナンの生地が一次発酵までボタン一つ
  • 妻がたまに焼くフランスパンやカンパーニュ(田舎パン)の捏ねと発酵の工程に使える

デメリット

  • イーストや具材の自動投入機能が付いてない(具材は途中で入れる必要がある)
  • 炊飯器と同じぐらい、もしくはそれ以上の場所を取る
  • 生地を捏ねる音は決して静かではない(気になる人はいるかも)
  • 具材投入のタイミングや焼き上がりを知らせるビープ音が無駄に大きい
  • 温度・湿度の季節要因、材料の差で仕上りに多少バラつきがある
  • セットしてから焼き上がりまでに4-5時間と意外と時間がかかる
  • 焼き終わったら洗い物が出る
  • スーパーの量産品のプレーン食パンと比べると必ずしも節約にはならない
  • Siroca(シロカ)というメーカーの知名度が高くない

まとめ – ホームベーカリーを買う意味

ホームベーカリーで節約になるのか?

我が家では以前からプレーンの食パン以外にも、ライ麦入り/全粒粉入り/レーズン入りなどの食パンもよく食べてました。ただ、スーパーの店頭ではプレーンの食パンはたくさん置いてあっても、それ以外のものは数に限りがあって、売り切れていることもしばしば。

また、スーパーで売ってるプレーンの食パンは1斤98円~138円ぐらいで購入できるのですが、イ麦入り/全粒粉入り/レーズン入りとなれば、1斤198円からと値段も上がります。さらに美味しいものとなれば、パン屋さんでも1斤300円から。

ネットでざっと調べるとホームベーカリーで焼いた場合、プレーンの食パンは材料費で約110円、ライ麦入りパンで約180円。スーパーの量産品と値段は大きく変わりません。手間がかかることを勘案すれば、単純に安上がりとは言えません。しかしパン屋さんで頻繁に買っているのであれば、節約効果は見込めるかも。

美味しいパンを家で焼いて食べることに価値を感じるか

定番となったライ麦入りパン

コスト面だけを考えて単純比較しても節約効果は必ずしもないかもしれません。しかし、ホームベーカリーで焼くパンのクォリティは、パン屋さんで買うものと遜色ありません。スーパーの量産品のパンとは比べものにならない美味しさです。

こちらも定番のクルミとレーズンのパン

さらに「無添加」の「焼き立て」が家で食べられることを考えれば、私には節約効果以上の価値を感じています。パンが好きで、こうした事に価値を感じることができる人であれば、シロカのSB-111は値段も高くありませんし、買って後悔することはないと思います。だからこそ最近購入した家電製品の中でも、ホームベーカリーは本当に買って良かった商品だと思っているのです。

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