持ってるギターを全部紹介してみる

楽器・機材

巣籠りで持て余した時間で何をしているかというと、ギターを弾いてます。途中数年間ほぼ弾かなくなる空白期間はあれど、趣味としてギターは何だかんだで30年以上は続いてます

もともと在宅仕事をしている自分は、コロナ禍で生活パターンが大きく変わることはないと思ってました。しかし、日常の散歩やら買い物すら外出を少なくするとなると、家で過ごす時間は長くなり、暇でギターをたくさん弾くようになってました。

所有してるギターは6本

趣味のギターですが、機材整理があまり得意でない上に、これだけ長いこと続けているとソコソコの本数を所有することになります。多いのか少ないのか現在の所有ギターは6本です。

6本目に至っては今回のコロナ禍で外出できないストレスと勢いで買ってしまったもの(笑)そんなギターを6本全て入手した順に紹介したいと思います。

Fender USA American Standard Stratocaster 1990年製

通称アメスタのストラト。多分91年に渋谷のイシバシ楽器で10万円ぐらいで購入。懇意にしていた店員さんにお願いして、色違い・ネック材違いを4-5本取り寄せてもらい、弾き比べて一番生鳴りがいいと感じた個体を選びました。

Fender USA American Standard Stratocaster 1990年製

幅広いジャンルを好んで聴く自分にとっては、メタル以外なら何でも対応できる一本。それまでメインで使っていたB.C.Richのスーパーストラトは見た目もメタル一辺倒なフロイドローズ搭載のローズ指板だったので、メープル指板の感触が嬉しかったのを覚えてます。

クラシック・ロック、オルタナティブ/パンク/ポストパンク、プログレ、ジャズファンクなど大学でのサークル活動から学外で組んでた色んなバンドにこれ一本で対応しました。何年もケースに入れたままにしてましたが、最近調整がてら弦を張り替えて、また結構弾くようになりました。昔から1弦だけが切れやすいのが変わってない(笑)

Gibson ES-335 Dot Reissue 1991年製 

大学生活の後半にバイトしてお金を貯めて買った、見た目も音もエレガントな一本。1994年のはじめ円高が一気に進んで、為替還元セールの時に18万円ぐらいで町田のタハラで新品購入しました。今でも持っているギターの中で一番高価な一本。

何本かある中で、見た目はチェリーレッドを気に入ったのですが、弾き比べたらこのナチュラルの個体の方が断然良くてこっちを選びました。

Gibson ES-335 Dot Reissue 1991年製

R&B、ファンク、ジャズファンクにハマった流れでジャズも結構聴いてた時期で、セミアコの独特の太く柔らかいトーンに魅せられました。箱もの独特の奥行きの深さがあります。艶々のクリーントーンでのソロや、コードストロークリズムギターもキラキラして最高ですが、歪ませた時の野太い枯れた音も凄く良いです。大事にしすぎて、今は一番弾いてないギターです(笑)

History ZLS90-CFS レスポールタイプ (富士弦製) 2003年製

2004年に全く買う気なく試奏したら思わず買ってしまった一本。レスポール系のギターは興味もなくて、あまり弾いたこともないのに。数年間のブランクを経て、バンドに加入して弾くようになった時期に、頻繁に近くの島村楽器に出入りしてました。

顔見知りになった店員さんに「何か試奏していきませんか?お好きなもの何でも…」と言われて絶対に衝動買いできない20万円以上するGibsonのレスポールを試奏。ただ、その個体があまりパッとせず、その隣にあった安い7万円ぐらいのHistoryを比較のために弾いてみたら良くてビックリ。

History ZLS90-CFS レスポールタイプ (富士弦製) 2003年製

さすがに嫁にも呆れられるので、その日はお持ち帰りせず帰宅したものの、3-4日経っても頭から離れず、後日購入してしまいました。数年後には前後のPUをダンカンの’59に換装したりしましたが、すべて純正のままライヴで3回ほど使いましたし、今でもDTM録音するときにメインで使うギターのひとつです。 

Fender Japan Telecaster TLG 80-60  (富士弦製) 84-87年製 Eシリアル

2004年にヤフオクで1万8千円ぐらいで落札。前オーナーが変な改造をしていて届いたら状態が悪く、リアPUは音がほとんど出ず。PUをDiMarzioに換装、電気系統を改造修理したら、いい音が出るようになりました。

Fender Japan Telecaster TLG 80-60  (富士弦製) 84-87年製 Eシリアル

当時加入してたバンドで1曲だけ半音下げの曲があって、ボーカル兼リズムギターの奴がライヴでMCもせず(もともとMC下手だった)黙って数分かけてギターをダウンチューニングしてた。自分までダウンチューニングして沈黙するのは耐え難くて、半音下げにしてあるこのギターに持ち替えて自分が喋って場をつないでました。

コード弾きが最高に気持ちいい一本です。クリーンで開放弦使ったり、カポを着けてアルペジオ弾いたりして、このギターでテレキャスが大好きに。入手した当時は話題にもなってませんでしたが、今はプレミアがつくEシリアルです。

Yamaha FG-420A 90年代製? 国産

どこでも気楽に弾けるアコースティックギターが欲しくて、2007年頃にヤフオクで5千円以下で落札。BBQやキャンプの時に気にせず持ち出して使えるところが気に入ってます。当時持っていたのは音量が不十分なミニギターのアコギのみで、コードを鳴らして歌ったりするために普通サイズのものを入手。

Yamaha FG-420A 90年代製 国産

あちこち傷だらけで、こだわりなく買いましたが、チューニングが合って普通に音が鳴ってくれれば十分。届いた時はネックが少し反ってたぐらいで、ロッド調整で使えるようになりました。

Ibanez RG350DXZ  2011年製 インドネシア産

10年以上は新しいギターを入手してませんでした。時間を持て余してて、魔が差して落札してしまいました(笑)

大昔にコピーして弾けた曲を聴き直してたら、アーム使ってることが多くて、ギュイ~ンってアーミングしたい衝動にかられました。気が付くとヤフオクでフロイドローズ搭載ギターを漁って落札してました。

Ibanez RG350DXZ  2011年製 インドネシア産

届いたギターはアームとロックナットが欠品(落札時に分かってた)、ピックガードが僅かに日焼けしてる以外は新品かと思うぐらい綺麗な個体。フレットも9割以上残っていて、ほとんど弾かれた形跡もなし。PUがイマイチで、歪みすぎて潰れて音がモヤモヤ。当時のRGみたいに、Di MarzioのPAF PROに換えようと思ってる…

ギター沼はエンドレス…

こうやってギターを一本ずつ見ていくと、色々とに思い入れがあって感慨深いものです。それぞれのギターに合った曲を弾いてみたくなったり、自分の好みに改造して違った音にしてみたり。ギターによってそれぞれが違った方向に、クリエイティブな心を刺激してくれるから不思議なものです。

と、アレコレと言い訳をつけて気が付けばギター沼にハマって行くのです。気を付けましょう。

可能な限り機材は増やしたくないのですが、DTMをやったり、ギターの改造、エフェクターの自作・改造にも手を出してきたので、それなりの機材がたまりました。これ以上は増やさない様に、新しいものを手に入れるときは、古いものを手放す努力も必要と自分に言い聞かせて、今後も精進して行きたいです。

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